自己責任<旅編>

旅をしていて難しいのは、どこまでかかわる人たちを信用するかという基準だと思う。

全く信用しなければそれだけ安全ではあるけど味気なかったり不自由だったり。

信用するならそれなりのリスクが必要。

 

例えば両替。

ガイドブックなどには銀行やホテルが安全と書いてあるけど、レートの問題もあるし

ネパールでは日本みたいに銀行がそこらじゅうにあるわけじゃない。

一度ネパールの銀行で外国人は両替できないと断られ、それを見ていた知らないお兄さんがバイクで

両替所まで連れて行ってくれたことがある←良い子は知らない人のバイクに乗ってはいけません。

 

何度がネパールを旅するうちに、雑貨屋のお姉さんと知り合いになり、

“親せきが両替商やってっからそこで替えてくれっぺ”

と言われたので、カトマンズに到着するとすぐにそこに向かってとりあえず両替することにしている。

 

通常より2%ほど良いレートで交換してくれるので、100万円なら2万円もお得!←そんなに持ってない

 

今回もカトマンズ到着と同時に両替に行き、10万円ほど両替しようとしたらお金が足りないので取って

来ると言い、店の前でプラプラしていたお兄さんに店番を頼みどこかへ行ってしまった。

 

店番のお兄さんは濃い顔でじっとこちらを見て、一言も口を利かない。

私(どうしよう、私の有り金狙ってんじゃ・・・)

ほんの数分が1時間くらいに感じられたころ、お兄さんご帰還。

すると留守番のお兄さん、こちらをみてニッコリ

「ハブァナイスデーマダーム」

ごめんなさい、ただのシャイなお兄さんでした。

 

最近エアチケはすべてスカイスキャナーで予約しているが、ちょっと冷やかし半分でのぞいた旅行代理店で

同じ値段にしてくれると言われたので(これが例の期待を裏切らない機体のとこ)ここで予約することに。

さきほど両替したお金を使おうとカバンの中で札束をほどこうとしたけど全然取れない。

なんとごついホチキスで止まっているではないか!

 

旅行代理店と言っても名ばかりで、ビルの一室にデスクとソファがあるのみ。

そのそのソファには、なにやってんだかわかんないお兄ちゃんが二人。

 

私(どうしよう、私が両替したぶんがたぶん彼ら3人の月給くらい?いやもっと?殺して川に放り込んじゃえ

とか思ってんじゃ・・・)

 

突然お兄さん

「ホチキス外れないんでしょ、僕が外してあげる」

よくあることらしい。

その後無事に会計も済み、私が帽子をどっかのお店に置いてきてしまったのを必死に探してくれ、リュックを

買いたいと言ったら私の荷物ぜんぶもって付き合ってくれ、その後何の見返りも要求せず、笑顔で立ち去って

言った。

 

私が他人を警戒するのではなく、世界中の人が私を警戒しなくてはいけないことにやっと気づいた47歳でした

ごきげんよう。

 

  • 2016.09.17 Saturday
  • -
  • 16:52

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